本文へジャンプ
世界人類が平和でありますように
ようこそ!全託道場へ
 五井昌久先生の著書を下に、五井先生の真実のみ教えについて講義された森島恒吉先生の講義録(レジメ)です。
 本ページは、五井昌久先生の『聖なる世界へ』をテキストに為された東京集会での森島恒吉先生の講義録です。
本文タイトルへジャンプ

全託道場山門 私たちの《信条》 森島恒吉先生講義録[目次] 聖なる世界へ
世界平和の祈りに全託してゆくことが、今日の世界にとって、一番大事なのです。
(五井先生最後のお言葉)
前の講義録へ戻る 森島恒吉先生講義録[目次ページ]へ戻る 次の講義録へ進む 全託道場トップページへ



全託道場 Contents
 Explanation★ 私たちの《信条》

世界人類が平和でありますように

講義録目次へスキップ

森島恒吉先生講義録11:

五井昌久先生著
『聖なる世界へ』




(祈り心と念力とは違う)
 「祈り心と念力は違う」
 祈り心と、念力とは違います。祈りとは、神の生命のひびきに、肉体の想念が一つになって、本心をひびきわたらせようとする、その方法であり、念力とは、自己の思念のカを集中することであります。
 ですから祈りは、神のみ心を、常にそこに現わすものですから、その結果は調和したものでありますが、念力は、神とは関係なく、自己の想念意志の力をそこに現わすのでありますから、その人の念力の達成が神のみ心に反する不調和なものであることが多々でてくるのです。
 祈りは常に自己の想念を、神のみ心の中に投げ入れて、つまり神のみ心に人間の想いを全託して、神のみ心にすべてをゆだねる方法です。(テキスト117頁)

(念力は、神のみ心が働くのではなく、想念のエネルギーが集中してそそがれる)
念力の場合は、神のみ心である本心が働くのではなく、幽体に蓄積されている想念のエネルギーが、集中して或る目的にそそぎこまれるので、そのエネルギーのカによって、目的が達成されるのですから、他の人や他の集団が同じ目的にそのエネルギーをそそぎこめば、両者の念力合戦になってしまい、両者が傷つくのであります。(テキスト118頁)

(宗教者が、念力を人々にすすめるとしたら、それは邪法であると思う)
 宗教的な悟りの境地とは反対の方向のカで、宗教者が、念力を人々にすすめるとしたら、それは邪法であると思うのです。
(テキスト118頁)

(神仏のなんたるかを知り、無明を消滅させれば、業生の因縁因果は消滅する)
真実の神仏の存在のなんたるかを知り、無明を消滅させれば、業生の因縁因果は消滅するということになります。(テキスト143頁)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
宗教の目的は因縁因果をこえることである。因縁因果の想念(=心の法則)は三界(肉体界・幽界・霊界の下層)の法則であり、祈りによって三界をこえることができる。

「三界とそれを超えた世界」の図
(クリックすると大きな図が表示されます)


(法然上人は、業生の因縁因果の世界から解脱することのむづかしさを悟り、念仏一念の易行道を開いた)
 そこで、昔から、腫々な聖賢(せいけん)が現われて、因縁因果を解脱(げだつ)する方法を教えたのであります。しかし、そうした聖賢でさえも、苦心惨胆(さんたん)の未に解脱し得たのですから、そうした特別な意志のある人以外は、真の解脱ということがなかなかできなかったのです。そこに日本では法然(ほうねん)上人という方が現われて、浄土門易行道を開かれたのです。(中略)
 その法然上人でさえ、業生の因縁因果の世界からの解脱、つまり正覚を得ることのむづかしさを悟って、念仏一念という易行の道を開いたのであります。(テキスト144頁)

(徹底した消えてゆく姿で念仏行(世界平和の祈り行)まで来ないと、因縁因果の法則を超えることができない)
(法然上人は)そこで自分というものの身心も生活も、阿弥陀様に託して、念仏一念の生活の中で、阿弥陀様から真実の生活を頂き直すのだ、という教えを自分が先頭に立って行じたわけなのです。私流に申せば、この肉の身も幽の身も、その想念行為も、すべてこの業生の因縁の消えてゆく姿であって、真実存在するものものは、神仏と一つになっている、自分の本心、本体のみなのであるから、念仏を通して、自己の本心、本体と一つになるのだ、ということなのです。
 ここまで来ないと、この世的原因結果も、あの世をも通した、過去世から未来世にも通じる因縁因果の法則を超えることができないのであります。(テキスト146頁)

(神々の平和そのものの光明カが、働きかけてきている)
神々の平和そのものの光明カが、そうした肉体人類の因縁因果の波を消滅させて、人類本来の神の子的、調和な姿を、この世に導き出そうと、働きかけてきているのです。(テキスト148頁)

(神様を自分のほうにひきよせ、自分の望みを叶えてもらおうという信仰の人は、信念のカや念力の活用に興味をもって、神様を捨てても、そのほうに走ってゆくかも知れない)
宗教の道に入りながらでも、自分の利益のためには、神様を自分のほうにひきよせ、自分の望みを叶えてもらおう、というのがあります。本来は、神様のみ心のほうに自分のほうから精進潔斎して昇ってゆくべきなのに、自分の道に神様を引きこもうというのですから、誤った信仰なのですが、意外と、こんな信仰の人が多いのです。こういう信仰の人は、信念のカや念力の活用に興味をもって、神様を捨てても、そのほうに走ってゆくかも知れないのです。
(テキスト162頁)



講義録本文トップへ
講義録本文へ戻る講義録目次をスキップ

森島恒吉講義録
【目次】

『生きている念仏』
『光明をつかむ』
『愛すること』
『愛・平和・祈り』
『平和を呼ぶ声』
『霊性の開発』
『本もの贋もの』
『空即是色』
『白光への道』
『祈りのある生活』 
『聖なる世界へ』
『運命を恐れるな』
『これからの文明文化』 
『信仰と直観』
『純朴の心』
『直言・提言・進言』
『人類の未来』
『日本の心』
『宗教問答(正)』
『続 宗教問答』
『神への郷愁』
『心貧しき者は幸いなり』
『魂が大きく開く時』
『天命を信じて人事を尽くせ』
『私に荷物を預けなさい』
『質問ありませんか?』
『高級霊は上機嫌』
『責めてはいけません』
『自由解脱への道』
五井昌久講話集・第一巻
『生命光り輝け』
五井昌久講話集・第四巻
『明るい心』
五井昌久講話集・第五巻
『不動の心』
『行雲流水』
講義録目次トップへ戻る講義録本文へ

2003.6.18
2008.9.15移動&改訂
ページトップへ

全託道場トップページへ 前の講義録へ戻る 森島恒吉先生講義録[目次ページ]へ戻る 次の講義録へ進む
 ☆このサイトにお越しになった皆様の天命と幸せを
   心よりお祈りさせていただきます。

  世界人類が平和でありますように
  貴方様が幸せでありますように
全託道場山門 私たちの《信条》 森島恒吉先生講義録[目次] 聖なる世界へ
サイトマップ
世界人類が平和でありますように
Copyriht(C) 2003.5 全託道場 All Rights Reserved
当サイト内の文章・写真・デザインの無断転載は禁じます
管理責任者:全託道場主ムッシュぼけみあん