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世界人類が平和でありますように
ようこそ!全託道場へ
 五井昌久先生の著書を下に、五井先生の真実のみ教えについて講義された森島恒吉先生の講義録(レジメ)です。
 本ページは、五井昌久先生の『魂が大きく開く時』をテキストに為された東京集会での森島恒吉先生の講義録です。
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全託道場山門 私たちの《信条》 森島恒吉先生講義録[目次] 魂が大きく開く時
世界平和の祈りに全託してゆくことが、今日の世界にとって、一番大事なのです。
(五井先生最後のお言葉)
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 Explanation★ 私たちの《信条》

世界人類が平和でありますように

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森島恒吉先生講義録23:

五井昌久先生著
『魂が大きく開く時』




今回の講義は、森島先生が質問し参加者が答えるという、質問形式でおこなわれました。



(回答1)「世界平和の祈りに想念を投入する」とは、どのようにしたらよいのか?

自分の中のあらゆる業想念を自分でもって、世界平和の祈りの中へ入れなさい。自分で入れなければ駄目だぞ。今までさんざん口が酸っぱくなる程五井先生から教わったのだから、もう言葉として教わる必要はない。だから自分達で世界平和の祈りの中へすべて入れなさい。(テキストP36)

そこで、それをやらされる前に、世界平和の祈りの中にあらゆる業想念、あらゆる欲望、甘えも、みんな世界平和の祈りの中へ入れてしまいなさい、と言うのです。(テキストP46)

この中に溜っている、いわゆる業想念、自分の想いというものをすべて世界平和の祈りの中に入れてしまって、世界平和の祈りのほうから改めて自分の想いとして出てくるものでなければ駄目なのですね。それが空即是色なのです。(テキストP57)

消えてゆく姿で世界平和の祈り、といって祈り言の中に入れてしまうわけです。そうすると知らない間に、自分の本当の神様の姿がそこに現われてくるわけなんです。(テキストP64)

みんなが自分の想いを世界平和の祈りの中に入れて“世界人類が平和でありますように”という祈り言の中に、全生涯をかけてゆく、自分の幸福をかけてゆく、という新しい世界です。
(テキストP90)

世界平和の祈り一念で生きていて、それで間違った想いが出てきて、間違った行ないが出てきたら、“あっしまった、これは消えてゆく姿なんだな”と言いながら、また世界平和の祈りの中に入れてゆく。(テキストP92)

そこでもし恐いものがあったとすれば、恐い想いを“世界人類が平和でありますように、私共の天命が完うされますように”というような祈りの中に入れてしまえば、その恐さは消えます。
(テキストP97)

自分が幸福でありたいし、自分が平和でありたいのは、誰だって願っているんだ。しかしそれさえも世界平和の祈りの中に入れていれば、世界の平和と同時に、自分の幸福も出てくるんですよ。
(テキストP109)

それでなかったらば全部世界平和の祈りで、神様のみ心の中に死ぬ気で入れちゃって自分の心がどんなに苦しくても悲しくても、世界平和の祈りの中に入り通しに入らなければ駄目です。
(テキストP110)

ああこんな想いが出たな、これも平和の祈りの中に入れましょう“世界人類が平和でありますように”と祈って勘弁してもらう。また出たら、また勘弁してもらって平和の祈りに入れる。失敗してもどんな想いが出てもかまわず平和の祈りをしながら、日常生活を送ればいいわけです。(テキストP141)

あるのをなくしてじゃなく、あるのを持ったまま、自分でそれを認めて“ああ私はこういう悪いところがあったんだなあ、どうか神様これを一日も早く消して下さいますように”といって神様の中へ、世界平和の祈りで入れちゃうわけですよ。そうすると世界平和の祈りの大光明が消して下さるわけ。(テキストP180)

そこであらゆる想い、あらゆるものをすべて、一番願うところの中に入れてしまえ、というのが、世界平和の祈りの運動なのです。世界人類が平和でありますように、私達の天命が完うされますように、という二つの大眼目です。個人的な願いや幸福は、天命が完うされますように、という祈りの中に入れ、世界のことは世界人類が平和でありますように、という祈りの中に入れてしまう。
(テキストP195)

だからまず、
  “己が幸願う想いも朝夕の
   世界平和の祈り言の中 ”
という歌がありますね、自分の幸、自分の一家の幸を思う想いも含めて、かまわず世界平和の祈りの中に入れてしまいなさい、と教えているわけですね。(テキストP222)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
「神様おねがいします、世界人類が平和でありますように」と入ればよい。
いきなり世界平和の祈りを祈ろうとしても、世界平和の祈りの波動が高すぎて祈れない時がある。
五井先生の信者は、“五井先生お願いします”と祈ると神様のみ心の奥に入り込める。
“(ご先祖の)守護霊さま、お願いします”と入り込めばよい。

(回答2)

  • 神様のみ心のままに動けるようになるためには、どのようにすればよいのか?
  • 神様のみ心のままに動けるようになるために、わざわざ念じる必要はあるのか?

「ああ自分は神のみ心によって成されているんだ、神のみ心のままに動いているんだな」ということが、わざわざ思うのではなくて、自然に中から出て来て、そこになんの疑惑もなければ、わだかまりも何も無い、そのまま生きていられるようにならなければ、業なんて無いんですよ。(テキストP10)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
念じる必要はない。自然に動けるようになるから、念じる必要はない。
最初から神のみ心のまま動こう、自力的に動こう、とすると絶対力(神そのものの力)は現れない。他力一本槍になったら、絶対力になる。

(回答3)聖者になる最も易しい方法は何か?

私は昔は、私達位の人達が地球界にたくさんいて、その人と手を組んでやる、と謙遜的に言ってたけども、そうじゃないんですね。みんなこの世界平和の祈りの中から生まれてくるんです。世界平和の祈りの中から聖者がたくさん生まれてきますよ。いいですか。八十になったって聖者になることは出来るんだし、幾つになったって聖者になれるんですからね。(テキストP49)

(回答4)

  • 世の中の業の流れを変えようとすると自分が傷つくことがある。
  • では、どうしたら自分が傷つかずに世の中の流れを変えることができるのか?

「流れを新しく創る」
そこで私達はどういうことをするかというと、流れを新しく創るのです。今までの流れはそのままにしておいて、流れのままにやらせておくと言ったって、やっているんだから仕方がない。流れているんだからね。そこで私達はその流れとは別に、新しい世界、新しい思想の世界を創るのです。それはどういうことかというと、みんなが自分の想いを世界平和の祈りの中に入れて″世界人類が平和でありますように″という祈り言の中に、全生涯をかけてゆく、自分の幸福をかけてゆく、という新しい世界です。(テキストP90)

(回答5)今までの宗教の欠点は何か?

それを今までの宗教というものは、自分の欠点や不幸を掴んじゃう。私があんな想いをしたからこんなになっちゃって。あの因縁がこう来て、ああ来て、とやっている。そんなもの掴んでどうするのか。掴むことを教えているんだからね。お前の心が悪いから、お前が夫を拝まないからそうなったんだ、というんですね。なってしまったものを今更拝んだって間に合わない。また拝みはしないんだ、恥ずかしくて。大体自分の夫や妻なんて拝めるもんじゃない。やってごらんなさい。「只今帰りました。奥様有難うございます」(笑)片方は「お帰りなさい、旦那様有難うございます」(笑)バカバカしくてやってられますか。拝み合うのは本当の姿だけども、合掌しなくてもいいですよ。心の中で「わが夫は神の子だ、有難うございます。」と拝めばいい。そう心の中で思えば、自然に優しくなります。形だけやっているとしまいに面倒くさくなって、ありがとうありがとうと、合掌の手を上げたり下げたり(笑) 何が有難いものかね。私はそういう形だけが嫌いです。やるんだったら心の底からやらなきゃ駄目ですよ。形だけをやっていると、いつの間にかそれだけでいい、とごまかしてしまう。(テキストP231)


(回答6)宇宙神は「ああしなさい、こうしなさい」と命令するのか?

大神様(宇宙神)というのは一つです。唯一絶対だから大生命でしょ。宇宙のすべての力です。その力がすべてに働いているけれども、細かい指図、指導というのは宇宙神そのままがやるわけじゃなく、宇宙神としては生命として分生命としてここに来ているわけですよ。(中略) 大神さまがいちいち、お前こうしろ、ああしろと指図するわけではない。大神さまはエネルギーの源泉、大生命だから、生命を分け与えたわけです。人間は分けられた生命をもって、生命の力、いわゆる資本力、能力をもって、いろいろとやっていくわけなんです。(テキストP119)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
五井先生は「宇宙神」を二つの意味で使用しているので、一部内容に矛盾があるように感じられることがある。

テキストP53「天之御中主大神、いわゆる宇宙神が出てきまして…」

上記と回答6にP157〜P165の内容を加えて、総合的に解説しますと、こうなります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

宇宙神: 法則として働く神と、救いの働きをする根源の神の名称。
またの名を大神さま。後に、宇宙の中心の神、宇宙の神霊と区別するために、「大宇宙神」と名づけられた。
この宇宙神(大宇宙神)は、人間に細かく指導したり、指示したりはしない。
天之御中主大神: 宇宙神の救いの働きを、形として現わしている神の名称。
宇宙の中心の神さま、宇宙の中心の指揮者。またの名を至聖先天老祖ともいう。救世の大光明の中心の神さま。
この神さまを、五井先生は「宇宙の中心の神」を省略して「宇宙神」と呼ぶことがあり、一時誤解が生じた。その為、本来の宇宙神の名称を「大宇宙神」と変えた経緯がある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[解説]
宇宙神(大宇宙神)は、人間に細かい指導や指示を与えるものではないが、救いの働きとして現れている天之御中主大神とは、その人の心境によっては、霊的交流が可能である。


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森島恒吉講義録
【目次】

『生きている念仏』
『光明をつかむ』
『愛すること』
『愛・平和・祈り』
『平和を呼ぶ声』
『霊性の開発』
『本もの贋もの』
『空即是色』
『白光への道』
『祈りのある生活』 
『聖なる世界へ』
『運命を恐れるな』
『これからの文明文化』 
『信仰と直観』
『純朴の心』
『直言・提言・進言』
『人類の未来』
『日本の心』
『宗教問答(正)』
『続 宗教問答』
『神への郷愁』
『心貧しき者は幸いなり』
『魂が大きく開く時』
『天命を信じて人事を尽くせ』
『私に荷物を預けなさい』
『質問ありませんか?』
『高級霊は上機嫌』
『責めてはいけません』
『自由解脱への道』
五井昌久講話集・第一巻
『生命光り輝け』
五井昌久講話集・第四巻
『明るい心』
五井昌久講話集・第五巻
『不動の心』
『行雲流水』
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2003.6.18
2008.9.15移動&改訂
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