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世界人類が平和でありますように
ようこそ!全託道場へ
 五井昌久先生の著書を下に、五井先生の真実のみ教えについて講義された森島恒吉先生の講義録(レジメ)です。
 本ページは、五井昌久先生の『直言・提言・進言』をテキストに為された東京集会での森島恒吉先生の講義録です。
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全託道場山門 私たちの《信条》 森島恒吉先生講義録[目次] 直言・提言・進言
世界平和の祈りに全託してゆくことが、今日の世界にとって、一番大事なのです。
(五井先生最後のお言葉)
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 Explanation★ 私たちの《信条》

世界人類が平和でありますように

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森島恒吉先生講義録16:

五井昌久先生著
『直言・提言・進言』




(世界平和の祈りは、世界中の唱え言に必ずなる)
  〜『世界平和を祈ろう』の詩より〜

  本源世界の大調和波動と全く一つになるひびきは
  世界平和一念の生き方の中にすべての想いを投入しきることだ
  私は世界平和の祈りを唱えつづける
  君もあなたも唱えつづける
  一人一人の唱え言が
  やがて世界中の唱え言に必ずなる
  私は宇宙神のみ心の中にすっぽり入りこんで
  昨日も今日も明日(あした)も明後日(あさって)も
  世界人類が平和でありますように と唱えつづける
  地球世界の大調和実現のその日まで
  私の平和の祈りはつづくのだ

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
投入する ⇒ 何か想いが湧いたら、その後で『世界平和の祈り』を実行する。
「必ずなる」という信念を持って生きることが大事。
「必ずなる」というのは「できる」という言葉とは異なる。
「必ずなる」=信念

(いかに高い理想を掲げたとしても、机上の空論では、世界人類は救えない)
これはいかに高い理想を掲げたとしても、現在の人類の心境に合わぬようなものでは、現実的に実践することができません。現実的にもでき得る、世界平和実現に近づく方法、そういう方法が示されなければ、机上の空論になってしまいまして、宗教では個人は救えても、世界人類という大きな立場では手も足も出ないということになっています。(テキストP7)

(宗教宗団を超越して、世界平和達成に向かって、足並みを揃えてゆかねばならない)
各宗教宗派が、自らの教えや自らの教団の拡張にのみ専念するあまり、他宗教宗派との連けいを全く無視したり、ひどい宗団になると他の宗派をすべて邪教視したりしている向きもあります。そのようなひとりよがりの態度を、すべての宗教宗団が超越して、世界平和達成という、人類すべての悲願に向かって、足並みを揃えてゆかねばなりません。(テキストP8)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
他宗教を邪教視しない。

(私たちの平和への道は、武力闘争を必要とする平和行進であってはならない)
私たち宗教者には敵があってはなりません。敵をもった平和論には、必ずといっていいほど武力が必要であり、武器というものを使わねばならなくなります。私たちの平和への道は、あくまで武力闘争を必要とする平和行進であってはならないのです。
(テキストP9)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
祈りによる世界平和運動は、武力を使わない平和運動、敵を作らない平和運動である。

(三界の輪廻を超えたところに、世界の平和が達成される)
釈尊(しゃくそん)は、三界(がい)の輪廻(りんね)を超(こ)えたところに、実在の自分がいるのだ、ということをつねづね説いておられたわけで、三界の輪廻の中で、久遠(くおん)の平和を達成しろとも、久遠実成(くおんじつじょう)の世界が開かれるともいっておられないのです。イエスでも同じことで、「我はこの世に平和をもたらしにきたのではない、剣を投じにきたのだ」といっております。これは 釈尊のいわれることと同じで、こんな業想念(ごうそうねん)欲望の世界になんで平和がくるか、自我欲望を捨てきれぬままのこの世になんで平和がくるか、自我欲望を捨てきれぬままのこの世になんで私が平和をつくれるものか、むしろ私は、そんなみせかけの平和や、みせかけの幸福などは、一度断ちきってしまうための剣をもってきたのだ、といっているのであります。(テキストP16)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
三界(因縁因果の世界)を超えることが宗教の目的。

「三界とそれを超えた世界」の図
(クリックすると大きな図が表示されます)


(この大宇宙は、すべて神の現われであり、サタンなどいない)
この大宇宙はすべて神そのものの生命の現われでありまして、神の他にサタンなどあるはずのものではありません。神はすべてであり、人類はすべて神の子なのであります。(テキストP27)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
「人類はすべて神の子なのであります」の文節は、 「人類は『本来』すべて神の子なのであります」という意味である。本来という言葉が、省略されている。

(自分たちの国家は自分たちで護らなければならない)
やはり自分たちの国家は自分たちで護らなければならない。
(テキストP46)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
護ることは悪いことではない。護り方が大事。
相手を傷つけて、自分を護るのはよくない。自分を護り、相手を護るのが大事。

(国民の心に国家を護るという気概が無くては、平和憲法も再軍備もなんにもならない)
国民の心が自分たちの利害問題を主にして動いていて、国家を護るという気概が無くては、平和憲法でも、再軍備でも、どちらもただ単なる空念仏に終わってしまいます。(テキストP47)

(私たちは、常に世界の平和を祈りつづけている)
私たちは、常に世界の平和を祈りつづけております。朝の目覚めに、三度の食事時に、就寝の時間に、そしてすべての仕事の合間に、世界人類が平和でありますように、と祈りつづけております。
(テキストP76)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
祈りの回数が書いてある。一日8回(朝の目覚め。食事の前後。就寝時)プラス仕事の合間。

(中庸というのが日本の生きてゆく道である)
日本の天命は右よりでも左よりでもないのであります。中庸というのが日本の生きてゆく道でありまして、神道的にいえば天(あめ)の浮橋(うきはし)に立つということであり、キリスト教的にいえば、十字架の中心に立つということ、つまり縦横十字交叉の真中に立つということであります。 米国寄りでもいけないし、中国ソ連寄りでもいけない。(テキストP112)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
政治的な中庸。

(私〔五井先生〕は、中庸をとって、業想念は現象としてはあるけれど、実在でないのだから、しまいには消えてしまう、と説いている)
本来性(神)でないこの業想念は、実在世界(神の創った世界)には無いのだけれど、肉体界のような三界の世界にははっきり現われている。ですから、人間を神性仏性として見る眼からは、そんな業想念などはない、といい得るのですが、大多数の人類の眼には、あるにきまっていると見えるのです。そこで私はその中庸をとって、現象としてはあるけれど、それは本来性、実在でないのだから、しまいには消えてしまう、消えてしまうのだけれど、後から後から同じようなマイナスの想念を出してはきりがない、だから、人類の不調和や、個人の不幸を肯定するような誤った想念は、すべて神への祈りにふりかえてしまいなさい、そうした祈りは業想念の中にいる自分自身では、その業想念(憤怒や恐怖や、妬心や悲哀の感情)につい把われてしまって出来難いから、あなたの祖先の悟った霊、つまり守護霊と、直霊(神)の分れの守護神が常にあなた方の業想念を消滅せしめようとしてはたらいているのだから、その守護の神霊の援助を得て、速やかに本心の開発をした方がよい、それには世界平和の祈りをなさい、というのです。
(テキストP137)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
宗教的な中庸。

「中庸について」の解説図
(クリックすると大きな図が表示されます)


(私〔五井先生〕は、観念論的実相論を説いていられなかった)
現世の人間の苦しみをみるに忍びない私の性情が、観念論的実相論あるいは無為論の中に入りこんで、ひとりよがりの道を説いてはいられなかったのです。(テキストP140)

〔森島恒吉先生のコメント&解説〕
観念的実相論とは、「我は神なり」と宣言する方法をいう。
五井先生の実相論は、現実的実相論である。



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森島恒吉講義録
【目次】

『生きている念仏』
『光明をつかむ』
『愛すること』
『愛・平和・祈り』
『平和を呼ぶ声』
『霊性の開発』
『本もの贋もの』
『空即是色』
『白光への道』
『祈りのある生活』 
『聖なる世界へ』
『運命を恐れるな』
『これからの文明文化』 
『信仰と直観』
『純朴の心』
『直言・提言・進言』
『人類の未来』
『日本の心』
『宗教問答(正)』
『続 宗教問答』
『神への郷愁』
『心貧しき者は幸いなり』
『魂が大きく開く時』
『天命を信じて人事を尽くせ』
『私に荷物を預けなさい』
『質問ありませんか?』
『高級霊は上機嫌』
『責めてはいけません』
『自由解脱への道』
五井昌久講話集・第一巻
『生命光り輝け』
五井昌久講話集・第四巻
『明るい心』
五井昌久講話集・第五巻
『不動の心』
『行雲流水』
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2003.6.18
2008.9.15移動&改訂
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